ミズノ新作ストリングについて書いてみます。
さて、新作ミズノストリングについて。
1.22mmのモノフィラメント、モノファイバーソニック、通称「モノソニック」
1.28mmのマルチフィラメント、マルチファイバーコントロール、通称「マルチコントロール」
どちらも割と好評で、好調です。
それぞれどんなガットなのか、ざくっと書いてみます。
とはいえ、モノスピード、マルチドライブで結構書いていますので、そちらを読んでいただいた上で余談的に書いてみますね。
余談的に、と書いているのには理由があって、新しいミズノガットはどれも表面コーティングが低硬度ウレタンコーティングです。
低硬度ウレタンコーティング系ガット4種はどれも割といい感じです。
ではまずモノ系から。
モノファイバーソニックについて
モノソニックはモノスピードから0.03mm細くした超反発系のモノガットです。
1.22mmって他に何があるかというとミクロパワーNS122。
競合もほとんどないところにはなるのですが、出してきましたね。
ミズノって割と細ゲージが好きなので、それもあってかな?と思います。
※過去作はモノファイバーパワー、インパルス122。これは単純に硬かった。そういうイメージでした。
で、今作のいいところって何かな?と思うと低硬度ウレタンコーティングのおかげで、球持ち性能がちょっと上がっています。
モノスピードのフィーリングは好きだけどもっとシャープな打感にしてほしい、とか
飛びがもっと欲しい(ここでいう飛びは手元での飛びです。)とか
という要望に対する単純な答えがこれです。
ただただ、普通に1.22mmで硬いガットだとコントロールが難しいのですが、表面コーティングを柔らかくしてくれていることで表面の粘りが上がります。
割と球を持ってくれる感じがあるのでGOOD。
ミクロパワーNS122より柔らかい印象を持っています。ただもちろん1.25mmよりは飛んじゃうのでコントロール厳しい場合は1.25mmでいきましょう。
マルチファイバーコントロールについて
こちらは1.28mmの丸型マルチ。
マルチドライブの引っ掛かりが嫌だけどコントロール性能が欲しい、という方に。
あと、もちろんフィーリングは変わりますが、スーパーホールドマルチユーザーに一度お使いいただきたいガットになります。
1.28mmって結構当店的にも求めているところで、1.30mmを超えると、スイングスピードがある程度ないとボールの飛距離を確保することが難しい。だけれども細くなると弾き感が上がってしまって手元でのコントロール性能が落ちてしまう。
なので1.28mmは”割と”絶妙なんです。
球を持つ感覚と、柔らかく”ある程度シャープに“ボールを送り出してくれる弾き性能が”割といい感じで”共存しています。
もちろんどちらかの性能に振りたい場合はそれに応じたガットにしないといけませんが、いいとこどりしたければおあつらえ向き。
他に1.28mmマルチといえばヨネックスのサイバーナチュラルクロスがありますが、もっと柔らかいイメージです。
上記、ある程度シャープに、と書いた意味合いはそのようなところ。もうちょっとしっかりとした打球感だよ、と。
こんな感じで、両者あるようでなかった部分になります。
既存ユーザーを取りにいくのではなく新規ユーザーを開拓していくイメージでニッチながら必要な部分になってきます。
これ、出たばかりなので、また感想は変わる可能性がありますが、現状、そのように評価しています。
よし、試してやろうという方は大会のないシーズンにでも。
ではでは。
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