UとXを直接的に比較。
今回の試打で、密かに楽しみにしていたのが、同一モデルのUとXの比較。
D FORCEのV-10にて、0Uと0Xを比較してみました。
両者の重量は平均15g差、バランスは、Uが275mm平均、Xが285mm平均と10mm差となります。
打感がどの程度変わるのか、振り感はどうなのか、プレーに対する影響は、等々、なかなか直接的に両者を比較することができずにいましたが、良い機会をいただきました。
結論として、今回のケースにおいては、打感はあまり変化を感じませんでしたが、振り感についてはかなり違いを感じました。
軽くなると打感がスカスカになる?と思いきや、そんなことはなく、どちらも同じフレームとしてしっかりと認識ができました。
また、Xは軽さを実感するのか、と思っていましたが、バランスがヘッドヘビーになるため、振っているとそこまで軽さを感じません。
むしろ、振り重みは大きく感じたかもしれません。
長時間プレーしていくと、軽い方が疲れにくいとは思うのですが、短時間ですと、むしろバランスが大切になるかも?と思いました。
プレーについては・・・例えば、前衛向けフレームにおいては、X規格は、バランス的にはボレーには少し不向きなのかもしれません。
(→よくあるバランスから少し外れているため、慣れるために時間を要するという意味合いで)
その分、臨機応変にポジションを変えるスタイルや平行陣にはマッチしそうです。
硬めのモデルであっても軽量サイズだったら幅広くおすすめできるかな・・・と思ったこともありましたが、今回、最新作で比較をしたことで、重量やバランスは数あれど、同一機種の場合、軽くとも打感に及ぼす影響が小さそう、ということが体感できましたので、そのあたりもお客様とのお話に反映させていただき、一緒にラケット選びをさせていただければ、と考えている次第です。
ちなみに、ジオブレイク70S/70Vと、70S/70Vステアについては、設計からガラッと違うため、明確な違いがありました。
70S/70Vステアは、二本目からおすすめのできる柔らかさがありますが、70S/70Vは、ステアを経由していただくか、50S/50Vを経由していただきたい機種になります。
5回に渡り、試打レビューをお送りしてきましたが、ここで一旦締めくくり。
また期間が空くか、他のネタを書かせていただくかはわかりませんが、7月8月の新製品ラッシュの、ひとつの参考にしていただければ幸いです。
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