ランク別で複数本ラケットを持つのが大いに「アリ」な話
ラケットの持ち方について少し書いてみようと思います。
硬式テニス、バドミントンでは複数本ラケットを持つことはある種常識となっていますが、ソフトテニスにおいては、1本持ちが大半です。
プレーヤーのボリューム層が中学生ということも影響しているでしょうし、ガットが切れる頻度が少ないことも影響しているでしょう。
ただ、レベルが上がっていくにつれて、ラケットを2本3本そろえて持つ方は増えてきます。
プレー強度が上がることでガットへの負担が大きくなり、張替えをする機会が増えることや、不測の事態に備えてのことだったり、いろいろな意味合いがあるでしょう。
どうも同じフレームを持つのもなあ。。。という方がいらっしゃることも事実なので、ここでは、目的別にいろいろなラケットの複数本持ちについて提案をさせていただきます。
※もちろんただ提案するだけではなく、それぞれに意味はありますので、参考にしていただければと思います。
1:硬さ違いのモデルを持つ
まずは表題の通りですが、ランク違い(=硬さ違い)のモデルを持つ、です。
ネクシーガ50と70だったり、70と90だったり…出来れば同じシリーズで持っていただきたいと思います。
例えば毎週2~3回練習できているのが普通、という方が、年末年始やお盆休み、天候不順などで1~2週間打てない期間があるとします。(もしくは調子が上がらないとき)
技術的によりシビアになるハイランクモデルで、どうしてもいいボールが出ない、こんな感じじゃない…と感じる場合は、一つランクを落としていただくと、スポットが大きいためにリカバリーが効き、もしくは、柔らかいために振りを取り戻すための手助けをしてくれます。
よしよし、と調子が戻ってきたらいつものフレームに戻す、そのための2本持ちは全然ありでしょう。
2:重さ違いの同一モデルを持つ
次は、同じモデルで重さ違いのものを持つ、です。
練習とか試合の中盤以降、ラケットが重く感じたり、振りが鈍く感じたり、はたまた操作がしにくくなった経験はありませんか?
そのような場合、途中で軽いものに持ち替えてもらうことで解決することがあるかもしれません。
5g、10g、15g…
どの程度軽くするかを決断するのは結構勇気がいることですが、5gでも効果を実感できる方もいらっしゃれば、ULとSLの違いくらい(15g程度)変わる方がいいなぁ、という方もいらっしゃいます。
疲れたら軽く・・・は意外と他の競技でも多いです。
重さは同じでバランスだけ変える、もよしですが、手っ取り早いのは重量でしょう。
3:ガットのテンション違いの同一モデルを持つ
あとは、ガットの張り上げテンションを変える、です。
2と同じ意味合いですが、複数本同じフレームを持っていて、体調によってガットが硬い、柔らかいを使い分けるのもまた一つ。
上記1、2と比べると一番小さい範囲での調整となります。
参考までに…
硬いとスイングスピードやパワーが必要ではありますが方向は安定しやすい
柔らかいとスイングスピードはゆっくりでもボールは飛びますが、方向安定性にやや欠けます
微調整ではありますが、意外とやっておられる方は多いです。
と、こんな感じで、コンセプト別のラケットの複数本持ちっていろいろありますよ、という話でした。
参考にしてみてください。
ではでは。
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