ソフトテニスのラケットのはなし

DIOS pro-Xの立ち位置をレビューがてら考えてみます。

発売してからしばらくほったらかしになってしまっていたので…

DIOS pro-Xに関しましては、姉妹ブログにて、いくつか記事にさせていただいておりました。

NEXIGA 80Sとの比較であったり、普段硬いフレームをお使いいただいている方に打っていただいた感想であったりですが、ラケット選びの際に、一つの参考にしていただければと思います。

 

80Sとpro-Xを比較すると、pro-X硬い!80S柔らかいやん!となるかと思います。
ドライブ重視というコンセプトは同じですが、よりハードヒッター向けにチューニングされているpro-X、パワーアシストのある80Sになります。

スイートスポット的にも、80Sの方が大きく、打球感もマイルドでしょう。

じゃあなんでこのランクが必要?となると、F-LASER 9Sあたりも睨んでのことだと個人的には思っています。
85平方インチに16×19…LASERUSH 9Sからの流れではありますが、パワーヒッターからするとスイング時のパワーが逃げずにボールに伝わる機種の代表格としてかなり定着したと思っています。

ミズノさんでは、このレベルの機種が今までなかったため、そこにもぶつかるスペックとしてpro-Xが出てきたのでは?なんて予想しています。(実際は知りません。)

今まで、DIOSのハイエンドモデルというと、コントロール重視のpro-C、パワー重視のpro-Rでした。

pro-Cは今までにない先の軽さが特徴的な、スイング軌道を調整しやすいコントロールタイプのフレーム

DIOS/SCUDの最後のピース【DIOS PRO-C】【SCUD PRO-R】ちゃんとハイエンドの表情に変わる。当然といえば当然。  DIOS PRO-Cの既製品をウェブショップでチェック!   DIOS PR...

pro-Rは、いわゆる”弾き系”のパワータイプフレームでした。

・・・が、pro-Rはたしかにしっかりと硬いのですが、85平方インチに16×16。
F-LASER 9Sと比較すると?球持ち感(面内のたわみ感とも言い換えられるかな?)が出て、パワーヒッターが打つとしなりも飛びも出ていたフレームです。
ボールをガンガンしばきたい方からすると、ちょっと違ったのかも?しれません。

そのラインナップから考えると…つまりF-LASER 9Sランクを考えると…DIOS pro-Rではちょっと柔らかいのかな?と。

実際に、pro-Rとpro-Xを比較すると、ちょっと楽できるのはpro-R(そもそもしんどい。)、しっかりとハードヒットした時に真価を発揮できるけれど、スポットが小さく、楽が出来ないのがpro-Xという感じでした。

また、pro-Rは球持ち感から自身で回転を掛ける時間が稼げるフレーム、pro-Xは、フレーム設計的に、自然とドライブがかかっているフレーム…という感じですね。

 

楽は出来ないけれど、ハードヒットしたときに、ボールにロスなくパワーを伝え、そして、ハードヒット時にこそ魅力的なボールを出せるフレーム。
(NEXIGA 80SとF-LASER 9Sのおいしいところを狙ってみたような。)

DIOS pro-Xのレビュー、こんなところでいかがでしょうか。

ラケットの感想は人によって様々ですし、セッティングで表情もがらっと変わります。
あくまでも一つの参考程度に、お願いいたします。

 

ではでは。

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