ついでといってはなんですが、後衛向け7Sもおさらいしておきましょう。
上記、前衛向けについて書いた記事です。今回は後衛向け7S。
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F-LASER 7Sを一言で表すのであれば…
しなり感による球持ち性能を向上させつつ、ボールを掴んでから素早くヘッドがキックすることによって、スピードボールをしっかりと出していける中上級向けとなります。
…という7Vと一言一句違わないものとなってしまいますが、具体的にどういうことか?というと、まず前作LASERUSH 7Sは、やっぱりしっかりと硬くって、弾きがいい後衛向けフレームだったんです。
球離れが速いから、しっかりと球持ちの良いガットを合わせてあげて、コントロール性能を少しでも付与したい、と組み合わせを考えたものです。
そこから考えると、F-LASER 7Sはシャフトがしなってくれる感覚がプラスされたことでやはり多少は球持ち性能が上がり、前作よりも幅広くガットの組み合わせを考えることができるようになりました。
ただ、どこまでいっても、ここ最近のフレームは硬さが目立つので、硬いことは硬いです。
特に、弾き系のフレームは弾かせてあげるために打球感が硬いことが多く、5Sでも硬さはある程度しっかりめにあるんです。
そこに関しては知っておいていただいても損はないかと思います。久しぶりにソフトテニスするねん!という方(例えば10年ぶりとか)は、今のフレームの硬さに驚かれることが多いです。めっちゃ楽に飛ぶようになってるやん!とも。
ただやはりしなり感を付与すると、打球感の爽快さは少し失われてしまうように思います。
打った感じがなんか違う、とか、ちょっと打感が鈍いよね、思ったより飛ばないんだけど、、、と、前作を好まれていた方から一時期いろいろとガットについて相談がありました。
悲しいかな、他に持ち替えることができるモデルもなかったため、調整をしていくしかなかったのですが…。
たぶんこの記事の内容とも関係してきますが、実際の球質やボールの深さetc…受けて側の感想も聞きつつ(←ここは大切な部分だと思っています!)、このフレームがどんなものなのか、という部分をゆっくりとかみ砕いていっていただければと思います。
一撃の爽快感はLASERUSH 7Sに軍配が上がるけれど、しなりからくるコントロール性能はF-LASER 7Sに軍配が上がるはずだ、とか、しなる分、押し込んでいける時間が増えたから自分の力をボールに加えやすくなったんだ、とか。
トップ選手ですらモデルが変わると組み合わせをいろいろとな悩むといいます。
逆にトップになればなるほど、自分の分身となるフレームやガットは安易に変えていけないかもしれません。
今のラインナップですと、プレースタイルに応じて、本当にいろいろな選択肢を持てるようになりました。
テンポよく打っていきたいのか、一撃に込める、その力強さを大切にしたいのか、コントロール性能が大切なのか、大切にするプレーは?etc…
AからBに持ち替えるときに、ご自身がプレーされる姿をしっかりとイメージしてみてください。
そうすると見えてくるものがなにかあるかもしれません。
ではでは。
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