ソフトテニスのガットのはなし

【中学生の試打】打ち応えのある上級向けほど打ちやすいという感想もありますよね。【打感】

あくまでも感覚の話として参考になればうれしいなと思います。

中学生と一緒に練習をするときに、そろそろ新しいラケットを、ということで試打ラケットを数本用意することがあります。

プレーをみていて、「このくらいのレベルのモデルだったら使いやすいかな」、というものを用意することが多いのですが、新製品が出るとそれも打ちたい!となりますので、「少し硬めかな?」と思っても混ぜて打ってみてもらうことがあります。

A 打球感柔らかめ、ガットも柔らかめ
B 打球感やや硬め、ガットもやや硬め
C 打球感硬め、ガットもA,Bより硬め

という3択があったとして、、、周りから見ていて、例えばAとかBがいい打球が飛んでるな、ミスも少ないな、と思っても、本人からすると「Cが一番いい!」ということが結構起こりやすかったりします。

この現象は中学生の男の子に多いように思うのですが、打球感が硬くて、打っている感覚が強い組み合わせほど打ちやすいと感じる場合があったりします。

そういう組み合わせの場合、変なミスが多かったりするので、Aは打感がいや、、、となると、折衷案でBにしようか、という流れになることもしばしば。

自身の感覚と打球の違い、結構面白いな、と思います。

上級向けラケットほどスイートスポットで打った打球は気持ちよく感じる反面、外すとリカバリーできないミスにつながる場合も。

ということかと思っています。

そもそもラケット選びに正解はありませんし、技術を積んでいくことで、徐々に自分のスタイルというものが確立されていきますし、そうなってくると自然とラケットとガットの鉄板の組み合わせというのが決まって行くものです。

中学1年からソフトテニスを初めてから3年生になるまで、くらいは、もし試打をするのであれば、誰か一緒に打ってもらって、相手からラケット毎のミスの多さや打球の質を見てもらうのも手ですよね。

打ってて気持ちがいいラケットが正解か、というとそういうわけでもなかったりしますので、その点について知ってておいていただきたいな、と思っています。

ちなみに、ラケットとガットの組み合わせは特徴別に書いてみるとこんなイメージ。

・硬いフレームに硬い打球感のガット【ハードセッティング】

・柔らかいフレームに硬い打球感のガット【面内で弾かせる】

・硬いフレームに柔らかい打球感のガット【面内で球持ちを演出】

・柔らかいフレームに柔らかい打球感のガット【柔らか球持ちセッティング】

などなど、ホントにいろんな組み合わせを考えることができると思います。

奥が深い世界にいくまでには、出来る限り癖のない組み合わせ、技術向上の妨げにならないように背伸びをしすぎない組み合わせがおすすめです。

あくまでも当店の意見として。

ではでは。

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