ソフトテニスのラケットのはなし

NEXIGA 70Gって、どの層にハマるフレームなの・・・?

50Gの影に隠れている70G。もちろんしっかりとハマる層はあるはずなんです。

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さて、淡々とラケットを紹介していきましょうか。

今回はネクシーガ70G。

侮るなかれ、NEXIGA 50S【中級向けの魅力発見】中級向けラケットにも目を向けてみていただけたらな、と。 https://tatsumisports-pro.com/feeling ...

当店では、50Sと購入を迷われる方が多いモデルです。
(というより、当店がおすすめするときに迷うことが多いのかもしれませんが。)

当店的な対象としては、中学生男子(2本目〜3本目)、中学生女子〜高校生女子(こちらも2本目〜3本目)あたりです。

中〜上級向け後衛のヨネックスのフレームには、いろいろな長さがあります。

NEXIGA 50S・・・695mm
NEXIGA 50G・・・710mm
NEXIGA 70S・・・690mm
NEXIGA 70G・・・700mm
F-LASER 5S・・・700mm
F-LASER 7S・・・695mm

意外とバリエーションに富んでることがわかるかと思います。

オープンシャフトは690mm〜700mmまで、トライドシャフトは700mm〜710mmまでそれぞれあるわけです。

オープンシャフトで比較をすると、F-LASERの方がNEXIGAよりも全長が長いのが興味深い。多分、F-LASERのフレーム構造で全長を短くすると、ボールを飛ばすのにより力が必要になってくるのだと思います。(硬いフレームをしならせるために少しでも全長が長い設計なのでは、と予想しています。)

NEXIGAシリーズとF-LASERシリーズは、しっかりとコンセプトが違うのでこの度は触れないことして、50Sと70Gを見比べていただけると、695mmと700mm、全長の違いはわずか5mmとなります。

50Gに関しては、710mmの長尺によって、柔らかさ的には中級向け(中学生の2本目から)なんだけれど、例えば初めての後衛向けフレームとしては適さない場面があります。

遠心力が大きすぎてラケットに振られてしまうことがあったり、打点をしっかりと離すことができていない段階では、このフレームでボールを飛ばすのが難しかったり、など。
※重量、バランスである程度調整はできるかと思います。

ということで50といえば中級向けなのですが、実は結構難しい場面があります。

そんなときに、おすすめするフレームは普通は50Gではなく50Sになりますが、どうしてもシングルシャフトがいいんです、という話になってくると、70Gもあり・・・?な場面に遭遇することがあります。

そもそもGシリーズの利点はなにか、というと、

次世代シングルシャフトとして地位を確立グラウンドストロークの頭文字を取って、「G」 明けましておめでとうございます。 年末年始はゆっくりとさせていただきましたが初売り...

こちらの記事を参照いただければと思うのですが、Gシリーズは・・・しっかりと芯を喰わないといいボールがいきません。さらに、しっかりと身体全体を使って振っていかないといいボールもいきません。

練習時なんかは特に、ストローク作りには最適なわけです。※手打ちはダメですよ。

どういうことか•••技術を身につけるためのシングルシャフトとして•••50Gほどは遠心力は大きくない中でも、もちろんしっかりとシングルシャフトらしさを持っている70Gは、例えば身体の力がそこまでない中学生の2〜3本目にいけるのではないかと、そう考えています。
※50Gは70Gよりもラケットを振るための力が必要になると思っています。身体が出来上がっていなければ余計に振られやすくなってしまう恐れがあります。

ただし、、、多分、どこかのタイミングでオープンシャフトに替えていく必要はあると思います。

特に試合になると、いろいろな体勢でボールを打っていかなければいけません。
学年が上がれば上がるほど、ボールスピードは速くなりますので、想定されるいろいろな場面に対応するためにオープンシャフトにしていく方がオススメではあります。

ただ、調子を崩したときや試合が少ない時期に基礎固めをされるのであれば、一旦シングルシャフトに戻ってきていただく。そのために1本持っていただくことには大いに賛成です。

繰り返し書きますが、50Gほど振られやすくないので、自分の力で振っていく感覚も身につけれつつ、シングルシャフト由来のスイートスポットをもつ70G。外すとだめ。飛ばない、もしくは吹っ飛んでコントロールできない。(しかもフレームトップで打つと変にラケットが暴れる感覚があるので、外すとわかりやすい。)だからこそ良い。身体全体で振らないと本当にボールが飛びません。

中学生の2〜3本目に、女子の場合は高校生まで。

いかがでしょうか。

シングルシャフトの魅力に取り憑かれてしまったのであれば、試合でも50Gをガンガン振っていくスタイルも一つ、大いにありです。フットワークはガチってくださいね。
今は契約で変わってしまいましたが、過去にトップ選手でも50Gを使用している方がいらっしゃいましたよね。シングラーとしてもダブルス後衛としても一級品の選手です。

と、70G。ぜひご検討を。

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