新色もでることなので、おさらいがてら、F-LASER 7Vについて書いてみます。
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さて、F-LASER 7V。
未だに前作LASERUSH 7Vから脱却できない、という方も実はいらっしゃるのですが、言葉にすると
単純なスピード系から、しなりつつのスピード系に形を変えた、現行スピードフレーム
・・・でしょうか。
LASERUSH 7Vって、トップ選手にも結構愛用されていてされていて、9Vが出てもなお、持ち替えずにそのまま使用されていた、なんてこともある人気フレームでした。
清々しいくらいの手元での抜群の弾き感と直線的なスピードボールを出せるフレームとして、当店では高校生以上の男子に人気でした。硬さが目立ったため、中学生にはあまりおすすめしなかったように記憶しています。というよりもLASERUSH 5Vでも十分弾いていました。あれも良いフレームだった。。。
で、LASERUSH 7Vのデメリットは何かというと・・・球離れが速いために遊びが少なかく、ガットとの組み合わせが難しかったため、プレーヤーに力がないと（パワー、技術ともに）コントロールがとても難しかった点にあると思っています。
そこから比べて、F-LASER 7Vはどんなフレームかというと・・・しなり感による球持ち性能を向上させつつ、ボールを掴んでから素早くヘッドがキックすることによって、スピードボールをしっかりと出していける中上級向けとなります。
弾き系のフレームって、弾かせてあげたいためにフレーム剛性が高いので、インパクトの瞬間にしっかり力を入れてあげないと、ただただ硬くてコントロールができないフレームとなってしまいます。
（そのような方は5V。力がない方にとって飛距離が出しやすいフレームです。）
それを前提にしつつも、前作から少しマイルドになり、ガットとの組み合わせ幅も広く持たせてあげたのが今作です。
相当パワーは必要になりそうですが、スラッシュやミクロパワーと合わせて、超反発セッティングにしてみたり、逆にテックガット5300なんかと合わせて、面内のたわみ➕シャフトのしなりでコントロールを残しつつ、少し扱いをしやすくするセッティングにしてみたり。
よりプレーヤーの色に染めやすくなっていると認識しています。
もちろん、がっつり弾かせる感じが好きな方からすると、ちょっとしなってしまう点が玉に瑕とのこと。そのような場合は9Vへシフト。面圧が爆上げしてしまうので張り上げテンションだけは少し下げてあげてくださいね。
シリーズとして、
NEXIGAはi-NEXTAGEから反発性能が上がって
F-LASERはLASERUSHからしなり感が上がって
球持ち系と弾き系が寄ってきたイメージです。
NEXIGA 70VもF-LASER 7Vも結局とてもバランスよく仕上がっているのですが、打球感が柔らかくコントロールがしやすいのは前者ですし、打球感が硬く弾き感が強いのは後者なのです。（両者の違いは基準となるバランスポイントが5mm違うくらいですね。）
同じ7でも、弾き系のフレームは打球感が自然と硬くなってしまうので、そこは認識していただきつつ、ショットにスピードを求める、という方は一度お試しください。
おすすめは中学生男子の後半〜でしょう。女子プレーヤーは無理に5シリーズからランクアップしなくても良いと思っています。細かくはご相談ください。
サムネの文字、30記事目になるので、ちょっと遊んでみました。他意はありません。
ではでは。
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