1.25mmゲージ全盛の時代でも色あせない球持ちと弾きのハイバランス
徐々にガットの話も織り交ぜていきます。
第一弾に選んだのは、最新ストリングのG-TOUR Sでした。
じゃあ第二弾は趣味にばっちり振って、とテックガット5300を。
やや細めのガットが全盛を迎えており、モノフィラメントでは、ミクロパワー、スラッシュ、MSフォース、モノファイバースピードなどが人気。マルチフィラメントでも、テックパワー、ブラスト、マルチファイバードライブ、とやはり人気がある品番は1.25mmを中心に展開されています。
そんな中において、未だ色あせない魅力をもつガットが今回ご紹介するテックガット5300です。
1.32mmとやや太めのマルチフィラメントで、表面コーティングはしっとり、やや分厚め。
もちろん1.25mmのガットに弾き(飛び)はかないません。
そこと比べてしまうと飛びは落ちてしまいます。
ただ、この記事とも内容が重なるのですが、”球持ち”へのニーズはどの世代にもあるものです。
自分の力をしっかりと込めたい!
よりコースを狙いやすくしたい!
パワーはあるからガットにはパワーは求めない
etc…
いろいろな理由から太めのマルチフィラメントのニーズはなくなりません。
そもそも太めのマルチって何があるか、と考えると、(当店としてのキャッチコピーも入れつつ一言でまとめています)
超球持ち!テックガット5200
打ち応え重視!テックガットスーパー
ヨネックスの新生マルチ!Sトレース
などなど。スーパーホールドマルチは1.30mmなので、太めまでいかないかな、と除外。
で、いろいろとあるのですが、なんて5300が一押し??という部分について。
単純にメーカー人気もあるのですが。当店としておすすめする理由は「優等生」だから、です。
ゴーセンの中で比較しますが、太めのマルチはもちろんどれも球持ち性能はいいものです。
5200と5300とスーパーを同じフレーム(厳密にいうと重さは違いますが、同規格)に同じテンションで張り上げ、比較をしたことがありますが、球持ち性能をとると5200、打ち応えや弾き感はスーパーがそれぞれ秀でているように感じました。(主観的感想)
ただ、本当に万遍なく、適度な球持ち、適度な反発、コントロール性、爽快な打球感をそれぞれ平均点以上でそろえてくるのが5300なのかと思っています。
また、マルチの中においてはテンションキープ率も悪くなく、おいしい時期が長いように思います。(とはいえ毎日プレーされるのであれば、2、3か月が限度です。)
後衛ユーザーさんに支持されている印象のある5300ですが、前衛さんでも全く問題なく、球持ち重視だったら一度トライしてみていただきたい、そんなガットになります。
たかがガット、されどガット。
年々当店をご利用いただくお客様の張替え頻度は高くなっており、ガットが切れない方張り替えないよ、という方が減ってきているように感じます。(少し前は平気で1年とか張りっぱなし、という方が非常に多かった…。)
せっかく張り替えるときに、いろいろな選択肢を持っていただけるよう、ガットもゆっくりと掘り下げていければなと思っています。
ということで趣味も含みつつ…テックガット5300の紹介でした。
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