GOSENマルチフィラメントガットを比較してみます。
ヨネックス版は上記。
・・・ゴーセンマルチも比較します。
メーカー間比較は?とのことですが、同一ゲージ等では比較していますので、そちらをご参照ください。
なにか共通項がないとなかなか比較は難しいので。
では、ゴーセンマルチ。
《テックハイパー》1.25mm
【素材】高弾性特殊ナイロンマルチフィラメント/ハイブリッド高性能樹脂/特殊コンポジット糸/特殊フィルム
《テックパワー》1.25mm
【素材】高弾性特殊ナイロンマルチフィラメント/特殊コンポジット糸
《テックガット5300》1.32mm
【素材】高弾性特殊ナイロンマルチフィラメント/ハイブリッド高性能樹脂/特殊コンポジット糸
《テックガット5200》1.38mm
【素材】高分子ブレンド異形糸/高弾性特殊ナイロンマルチフィラメント/ハイブリッド高性能樹脂
《テックガットスーパー》1.35mm
【素材】高分子ブレンド特殊形状芯/高弾性特殊ナイロンマルチフィラメント/ハイブリッド高性能樹脂
と、こんな感じになっています。
ちょっとわかりにくいですよね。書いていて私もよくわかっていません、笑
なるほどな、と思うのは、共通項が多いな?ということ。
ちょっと詳しくみていくと、まずは弾き感、スピード感がウリの1.25mmが2機種。
テックパワーとテックハイパーですね。
両者の違いはハイブリッド高性能樹脂と特殊フィルムがあるかないか。
テックハイパーは、伸びやすいテックパワーの伸びを軽減するために表面にメタル(アルミとのことですが)を巻いています。
おそらくその部分が<ハイブリッド高性能樹脂と特殊フィルム>のあるなしになるのかな?と思います。
打感としては、テックパワーの方がより弾き感が強く、テックハイパーの方が球持ち感が強いという感想が多いです。耐久性は両方ともかなり低いですが、テックハイパーの方がより切れやすいかと思います。
モノ系のがっつりの打ち応えが苦手でも弾き感が欲しい、という方に人気ですね。
5300と5200とスーパーはより似通った書き方をしているので、素材についてはちょっと触れず、ざくっといきますが、テックガットスーパーと5200はポリ芯(形は異なる)のマルチで、前者スーパーはしっかりとした打ち応え、5200はゴーセンガット中ピカ1の球持ち性能を誇ります。
ここまで4機種は全てパリッとしたコーティングですが、5300だけはコーティングが少し異なります。
粘りがあるというか、硬めというか・・・なんとも言えない絶妙コーティングをしていますが、性能的には5200とスーパーの間なのかな?と思っていて、テックガットシリーズでは一番のバランス性能の良さがウリだと思っています。
適度な飛び、適度な球持ち、適度な打ち応え。バランスです。
また、スーパー、5200とも、やはり少し伸びやすいのですが、5300は良い時期が長く、耐久性的にも好評を得ていると思います。
※どれも夏はどうしようもなくなります。
と、こんな感じで。
弾きが欲しい方はまずテックパワーを使用してみて、もう少し球持ちが欲しいのであればテックハイパー。
球持ちが欲しい方は5300を基本にどう振っていくのか。
メーカー内である程度完結できてしまうゴーセンマルチ。
今人気なのはどうしても細いゲージのストリングですが、根強くずーっと売れているからこそラインナップが変わらないのでしょう。
(スーパーホールドマルチの廃盤はとても残念でした。良いガットだったと思いますよ。)
参考程度にお読みください。
ではでは。
tatsumisports-proは、起己スポーツの2つ目のブログとして2018年9月にスタートさせました!
姉妹ブログtatsumisports-infoは毎日更新、新製品情報やイベント情報をお知らせさせていただいております。
本ブログでは、ソフトテニス用品に特化して、さらに掘り下げた内容をお届けできればと思っています。
誰でも読めるブログではありますが…やはりお客様あってこそ!
店頭、WEB SHOPとも、ぜひぜひたくさんのご利用をお待ちいたしております。