初めてのポジション別フレームの選び方!
そろそろ中学1年生が2本目のラケットを買い替え!という時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
はじめてのポジション別フレーム!(※競技歴1年以下の想定です。)
わくわくしますよね。
そんな方に向けて、ラケットの選び方を簡単に解説しておきます。
最終的には是非店舗やウェブにてご相談をいただければと思います。
1.まずはラケットのモデルについて知る
数多あるラケット…情報化社会の恩恵で、ラケットの情報はどこからでも仕入れることができます。
どのラケットも魅力的に見える…
でもちょっとお待ちください。
そのラケットの設計はどのレベルに向けてですか?
例えばヨネックスの場合、シリーズの中に色々なモデルがありますが、数字が大きいほど、上級向けになります。
ネクシーガというシリーズを考えると
50→70→80→90
という具合に、左に行けば行くほど、易しいラケットとなります。
易しいとはどういうことか?
柔らかい打球感、楽な飛び、広いスイートスポットなどなど。
多少スポットを外してもリカバリーしやすいフレームのことを指します。
はじめてのポジション向けラケットは、まず易しいモデルからチョイスしましょう。
ちなみに、ミズノの場合は数字が大きいほど易しいモデルとなります。
スカッドを例にとると
05→01→PRO
となります。
モデルによっては同じランクでも硬さが異なることは多々あります。
例えば球持ちが良いフレームよりも弾きの良いフレームの方が打球感は硬いことが多いです。
2.重量はどうするの?
1でお話ししたモデルを、仮に中級者向けモデル、と定義します。
中級者向けモデルよりも上のレベルのモデルには、238gを平均とした重さ、253gを平均とした重さがあるのです(モデルに寄ります)が、中級者向けモデルだけは、223gを平均とした重さ、238gを平均とした重さの2つがあります。
例えばまだ体が出来上がっていない方は重いフレームに体が振り回されてしまうかもしれません。
ラケットをしっかりと振ることのできるテニスに使う筋肉が出来上がっていない場合だってあるかもしれません。
そのような方のために、中級者向けモデルだけは少し軽い重量基準があるのです。
今一度ご自身のプレーを見返してみて、最適(と思われる)重量をチョイスしましょう。
3.グリップサイズは?
さて、重量の次はグリップについて。
ヨネックス、ミズノ共、手の大きさに合わせたグリップサイズをいくつか用意してくれています。
ご自身の手にとって大きすぎず小さすぎないグリップサイズをチョイスしましょう。
太いグリップは、ボレー時に瞬間的に握ることができるため、前衛の方に多く、細いグリップは、手首の可動域が大きくなるため、後衛の方に多いです。
ただ、グリップサイズは、プレーヤーの手の大きさやプレーの仕方によって決めていくものですので、できれば何種類か握り比べるのが良いかと思います。
ここはできれば店頭でお話しさせていただきながら一緒に選んでいきたい部分になりますね。
4.ガットの種類は?
最後にガットの種類について。(ソフトグリップを巻くのは初めてではない前提で、ここでは触れないこととします)
例えば、人気があるガットってなんでしょう?
すぐに思いつくのはミクロパワー!
...なのですが、ミクロパワーは中・上級者に最適であっても、これからしっかりと技術を磨いていく方にとって最適でない場合があります。打球感が硬く、パワーがしっかりとない場合ではコントロールがとても難しくなってしまいます。
じゃあ最適と思われるガットは?
例えばMSフォース。
柔らかい打球感と適度なコントロール性能、適度な飛びを持ったガットです。
力のあるプレーヤーからすると、頼りないガットとなってしまいますが、初・中級者にとってはとても打ちやすいのではないかと思っています。
その他、サイバーナチュラルクロスやMSフォースドライブ、モノスピードなどなど、おすすめできるガットはたくさんあります。
人気重視ではなく、扱いしやすいものを。
張り上げるテンション含め(店毎にある程度の基準となるテンションがあると思います。当店は25〜27くらいですね)、ここも是非詳しくご相談させていただきたい部分です。
ここを掘り下げだすと、さすがにブログが終わりません。
と、このような感じ。
お話をさせていただきながら一緒にラケットを作っていくのがベストではありますが、基本的な部分として知っておいていただいて損はないかと思います。
ではでは。
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