F-LASERの対極!?NEXIGAシリーズについて書いてみます。
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先日の記事でF-LASERについて書かせていただきました。
LASERUSHからしなりを上げた現在の弾き系に位置するフレームとなります。
ではヨネックスのもうひとつの軸になるNEXIGAとは?ということについて書いてみようと思います。
実は、もしかするとかなり今更なのかもしれなくて、そろそろシリーズが変わるのでは??なんて思ったりもしています。現時点で我々にも情報は開示されていませんので、どうなるかはわかりません。
ひとまず、現在の球持ち系について書いてみます。
ちなみに、中級向け、50Sについての記事は上記。
毎度前置きが長いですが、NEXIGAは、i-Netageの系譜を継ぐ、ヨネックスの球持ち系フレームとなります。
i-Nextageはここ最近のフレームではシリーズを通して柔らかさを感じやすく、結構オススメをしていたシリーズとなります。
反発力はそこまでありませんが、球持ち性能がよく、コントロールがとてもしやすい印象のあるフレームでした。また、1本シャフトのしなり感はかなり魅力的で、i-Nextage 500を始め、トップ選手にも支持が厚かったと思います。
では、Nexigaはそこからどう変わったのか。
まずは…後衛向け1本シャフトの革新的変化(これが進化なのかどうかは個人個人で意見が分かれます。)エナジーブラストの登場です。
現代のコンパクトなスイングに合わせ、トップヘビーになりすぎないように、”ほぼ1本シャフト”の2本シャフトが発売されました。
しなり感↓反発性↑面安定性↑
がその特徴かと思いますが、ぐにゃっとしなるからこそ球に力が加わっていた純正1本シャフトユーザーで路頭に迷われた方も少なくないはず。
最上級モデルの90Gなんかはしならせるためのパワーがかなり必要になってきます。
ただ、50Gは良い(tatsumisports-infoに記事書いています。)!ストロークをしっかりと作り上げることのできるフレームではないかと思っています。時代と共に1本シャフトは日々少なくなっていますが、この50Gは1本シャフトの良さを継承しているものと思います。70Gは、というと、実は少しどっちつかずで、スイングスピードが速い方が使用されると変なびびりが生じたりします。
意外と中学生にフィットしているフレームです。
次に2本シャフトの後衛向け、Sタイプ。
ネクステージ80S→i-Nextage 80Sで好評を博したトライドシャフトという、しなりの良い三角形の断面をしたシャフトを搭載しています。
全シリーズから厚みが上がって反発性が上がったフェイス形状も相まって、しなり感と弾き感を上手く両立できています。
さすがに90Sはかなり硬いですが、50S、70Sの2モデルは幅広くおすすめができる、反発性を兼ね備えた球持ち重視モデルとなります。
前衛向けのVタイプに関しては、単純に前作から硬さが上がり、反発性も上がったと感じていて、非常にバランスがとれていると思っています。
シリーズ自体は球持ちを重視したものではあるのですが、i-Nextageほどの球持ちがない代わりにパワーが上がり、総合力に優れたシリーズに仕上がっていると思っています。
50S/Vは中学生に最適な柔らかい打球感と軽やかな飛び
70S/Vは中学生後半〜オススメになります。
90シリーズは男子高校性からでしょうか.相応に硬いですので…。
Gに関しては、少しニッチにはなってしまいますが、しなりを重視するプレーヤーはどの時代もかならず一定数いらっしゃると思っています。とにかくしならせるのであれば50G。スイングスピードがかなり速いのであれば90Gです。70Gはまず一度試打してみていただき、その感覚をみていただきモデルとなります。
と、F-LASERの対極に位置するNEXIGAシリーズの紹介でした。
ではでは。
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