ガット同様、グリップにも目を向けてあげてください。
一般的に元グリ、ベースグリップ、リプレイスメントグリップ、なんて呼ばれている、ラケットを買ったときにはじめから巻きつけられているグリップ。
後から好みの質感に応じて巻きつけるソフトグリップとの違いは、高耐久で分厚く、またウレタン部に直接巻き付けるために裏側は両面テープになっているという部分。
元グリのままプレーされる方は、指をかける部分が削れてきたり握っていて滑り出したりしてくると巻き替えをされるのですが、ソフトグリップを上から巻き付けてプレーされる方はほとんど巻き替えをされないことと思います。直接は触れませんもんね。
ただ、ソフトグリップがへたるのと同じようにリプレイスメントグリップもへたってくるので、本来は定期的に巻き替えをしてあげるべき部分ではあります。
買いたての時は適度にクッション性があり、太さもしっかりとある元グリではありますが、使い込んでいくうちにクッション性がなくなってきて、厚み自体も痩せてきます。何年も使ってるとぺたぺたに…。
それを調整するためにソフトグリップを2重で巻いているラケットもちらほら見かけるのですが、グリップを何重にもすることでグリップ本来の八角形の角がとれてしまい、丸に近い形状になってしまいます。
別に丸くっても問題ないよ、という方はそれでもいいのかもしれませんが、八角形の角がしっかりとしていることで、プレー中にどの部分を握っているのかが感覚的に認識しやすくるため、できればソフトグリップは1枚だけにしておくのがベストかな、と思っています。
…と、ここまで理想を書かせていただきましたが、なかなか元グリを替えて!と持ってこられる方はいらっしゃらず、痩せていても別に気にしないよ、という方がほとんどなのはずーっと変わらない事実。
あくまでも提案として
元グリもソフトグリップと同じようにへたってくるので、定期的に巻き替えを。
例えば半年に一回くらい、元グリごと巻き替えてみては?
…こんな感じでいかがでしょうか。
手に直接触れる部分なので、グリップの太さとか形状はかなり大切で、カスタムフィットとかスペシャルチューンをいつもご利用いただいている方は特にそのあたりについて考えていただいているので、ここでもう一歩踏み込んでいただいて、ぜひ元グリにも目を向けていただければラケットにもっと愛着がわくのではないでしょうか。
すでにその域に達している方の比率は果たしてどのくらいなんだろう。
体感では1割いらっしゃらないと思います。たぶん。
と、細かい話をさせていただきました。
本日は2本投稿。不定期だとこんな日もあります。
ではでは。
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