バウンド後がすごい、ねじれを生み出すドライブクレーター
久しぶりの投稿となってしまいました。
いろいろとネタはあるのですが、なかなか記事を書く時間が取れず…
マイペースにお付き合いいただければ幸いです。
さて、ネクシーガ80S。
NEXTAGE 80S→i-Nextage 80S→NEXIGA 80S
…と続く後衛版の「8」シリーズの現行作。
発売されてからずっと人気で、トップランクの売り上げをキープし続けています。
何がその人気の秘密なのか、少し考えてみようと思います。
まずは、設計の違いから。
前作i-Nextage 80Sからの大きな違いは何か、というと、一つはフレームの厚み。
前作は全体的に薄く設計されていたのに対し、今作はトップは分厚く、シャフト部にかけて薄くなるように設計を変更。前々作に形状が近くなりました。
全体的なしなりからシャフト部にかけてのしなりに設計を変更。
好みは分かれますが、売れ行きを見ると、面は安定、シャフトでしならせて飛ばす、という感覚がお好きな方が多いのだろうと予想します。
また、ドライブクレーターについて。
商品ページにも記載していますが、シャフト上部をえぐって、月のクレーターのイメージで「ドライブクレーター」なんて名付けられた箇所があります。
これが大きいのではないでしょうか。
よく前作と今作を打ち比べると、バウンド後のドライブ性能が上がった、という声が多く、同じように打ったつもりでも、相手が嫌がる球質が出ている、というコメントをいただくことが多いです。(正しくは、発売直後の話なので、”多かった”ですが。)
ラケットの形で打球時の変形挙動が変わり、球質が変わる。
我々はその事実を球質や打感からしか判断はできませんが、結果的にこのドライブクレーターが一役買ってくれているのではないか、と考えています。(ここはあくまでも感覚的考察としてお読みくださいね。)
ですので、単純に“しなり”、という表現よりかは“ねじれしなり”とか“ねじれ戻り”、という表現がぴったりとくるのかもしれません。
もう一点大きいのは、某有名選手が使用している、という点でしょうか。
(2019/7現在、今は・・・)
憧れの選手と同じモデルを!という声も少なからずありそうです。ただ、上級寄りの中・上級向けモデルに位置しますので、しっかりご自身の力や技術と相談しつつ、最適な選択をしていただきたいと思っています。
そうなると、ガットはこちらがここ最近は話題です。
本ラケットを使用するにあたって、そのデメリットは何か、ということも少し触れておこうと思います。
後衛用、前衛用に関わらず、フレーム設計としては90平方インチを採用されることが多い中で、本作には85平方インチが採用されています。(これは前作までと同じく。)
そのため、スイートスポットが小さく、打球感もしっかりめ。
(だから芯をくった打球が気持ちよく、球質も良いのですが)扱うためにはそれ相応の技術が必要です。
使いこなせればかっこいいし、強い味方になる。ネクシーガ80Sはそんなフレームです。
※あくまでも一つの参考として。
ではでは。
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