ソフトテニスのガットのはなし

ガットの重さってそれぞれ違いますよ、という話。

ガットの重さって、考えたことありますか?

ガットの話が続きます。

本日は、ガットにも重さの違いがありますよ、というトピックを取り上げてみます。

 

硬式テニスにおいては、

  • ナチュラル
  • ナイロンモノ
  • ナイロンマルチ
  • ポリエステルモノ
  • ポリエステルマルチ(ほとんどありません)

と、割にガットの材質と構造の違いが多く、ガットの重さについてもしばしば話題に上がることがあります。

同じ名前でゲージ(太さ)が違うものが複数ある、というのも常識となっていますので、1.25mmの太さと1.35mmの太さを張り比べると結構違いがわかるものだったりします。

ちなみに、検証をしたところ、ポリエステルとナイロンを比べると、(特に同じゲージでは)ポリエステルの方が重いことが多いです。(ナチュラルは検証できていませんので悪しからず。)

 

では、ソフトテニスでは?ということで、パッケージが統一されているGOSENさんから、6種類ほど重さを計ってみましたので、掲載してみます。

あまり時間がとれず、それぞれ1パッケージずつ、パッケージのままで計りました。
おそらく個体差もあるでしょうし、季節や秤によっても差が生まれるでしょう。
そんな曖昧な情報載せるな!なんて言われるかもしれませんが、ある程度傾向は見えるものと思います。しばしお付き合いください。

※カラーはそれぞれ白、ナチュラル

  • ミクロパワー 26.3g
  • MSフォース 24.5g
  • MSフォースドライブ 25.1g
  • テックパワー 24.0g←軽い!
  • テックガット5300 28.7g←重い!
  • 剛戦X5S 29.1g

となりました。

剛戦に関しては2張り入っていますので、長さが少し長いかもしれませんね。これは参考値として。

わかりやすいところでいうと、ゲージが太い5300が重く、細いテックパワーが軽い

MSフォースよりもやや太いフォースドライブがやや重い、などなど。
(MSフォースは打感だけでなく、重量も軽かったようです。)

ミクロパワーがやや重いのはコーティング層と潤滑油でしょうか。

使用していてコーティングが剥がれれば剥がれるほど軽くなりそうです。

G-TOUR Sはパッケージの種類が違いましたので比較することができませんでしたが、1.23mmながらポリエステルですので、軽い方には分類されないと思います。

なんとなくの傾向が見えてくるのではないでしょうか。

 

ラケットスペックに関してはここ最近特にソフトテニスでも注目いただく方が増えているように思いますが、ガットの重さがいろいろあるということをどれくらいの方が認識されているのかはなんとも言えないところ。

 

・・・

ここまで書いておいて…

本来はここまで細かいことを考えなくてもよいとは思います。

ただ、張替えの都度、ぱっと持った第一印象から、

初めて張るガットがどんな感じか、
しっくりくるのか?
今までより軽い/重いのか

なんとなく感覚的に実感していただくのも一つ大きな感覚的データ。

 

もし、打感がめっちゃ好き!というガットがあって、そこまで含めてどんな感じにラケットを作っていきたいのか、というイメージがあれば、選択すべきラケットスペックが逆算できるかもしれません。

 

と、いうことで、ガットの重さについてちょっと取り上げてみました。

このガットはどのくらい?はぜひ店頭でご確認ください。

ではでは。

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