GOSENの新スタンダード、MSフォース、春はお張りする機会がぐっと増えます。
今まで度々取り上げていますが、
春にお張りする機会がぐっと増えるMSフォースについて取り上げておきますね。
そもそもMSフォースってなにか??ということから書かせていただくと、
ゴーセンが、新しいスタンダードガットとして位置付けている、いわば“普通の”ガットです。
新しい・・・となると、旧スタンダードは??というと、ご存知ハイシープミクロですね。
ミクロは1.35mmでコーティングを施していないポリ芯(側糸はナイロン)のモノフィラメント。
ポリ芯??硬いのか??と思いきや・・・硬すぎない打球感(おそらく1.35mmという太さが絶妙なのだと思います。)と、コーティングがないために側糸が直接ボールを捕まえてくれるため、しっかりとした喰いつき感も得られ、飛距離は出ないまでも、そのコントロール性能と打ちごたえが未だにファンを離さない、ゴーセンの代名詞的なガットです。
悩みのタネはテンションキープ率が悪いこと。芯糸と側糸の材質が違うからなのかぼやけてしまうとボールが本当に飛ばなくなってしまいます。
同じ構造の1.29mmゲージ「ミクロ129」は廃盤となってしまいましたが、適度な弾き感のある初中級者におすすめのガットでした。
今となっては反発性がない部類となってしまいましたが、「基本のキ」的ガットです。
このままではこの記事がミクロに乗っ取られてしまうので、話を戻してMSフォース。
1.25mmのモノフィラメントというと、今の流行ド真ん中。
各メーカーがしっかりと力を入れているところではないでしょうか。
その中でも・・・MSフォースは芯糸をわざと細くすることであえて反発性や打感の硬さを抑え、コントロール性能を向上させた、初心者から扱える万能系ナイロンモノガットとなります。
春にお張りする機会が増えます、といったのは、初心者の方や2本目のラケットを買い替えたい、という方におすすめする機会が増えるからです。(もちろんガット張り替え需要が拡大するため、従来のMSフォースユーザーの方も相まって、という意味合いです。)
癖がないからこそおすすめがしやすく、これを基準としていろいろなガットへ進んでいけるため、1回は経由していただいても全然問題がないガットなのではないかと思っています。
もう一つの魅力としては、参考記事にも取り上げましたが、色による差が少ないこと。
わざわざ白色にも着色をしてくれているため、カラーガットと白色との差が少なく、カラーコーディネートが手軽に楽しめます。(あえて明記はしませんが、ガットの種類によっては色で性能が変わってしまう場合があります。色で性能が変わること自体は・・・よくもあり悪くもあります。)
色でラケット選びをすることはおすすめしません、なんてよくお話するのですが、MSフォースはとにかくカラー展開が豊富です。色は好みじゃないけどやむなく〇〇のフレームを選んだ、という方に、ガットで色遊びをしていただけるのは一つ嬉しい情報ではないでしょうか。
と、こんな感じで、モノフィラメントの入り口としてもよし、わからなかったら初めての張り替えに使ってみるでもよし、なMSフォース。
今現在、ゴーセン出荷数ランキングでミクロパワーに次いで堂々2位!
中学生に特におすすめしたい、そんなガットになります。
ではでは。
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