ラケット、ガット、シューズ、少し前から比べるとどれも高くなりました。
ソフトテニス用品について少し。
たまーにあるのですが、「なんか、いいやつください!」。
この言葉にもいろいろなニュアンスがあるので、常連さまが新しい用具を買われる際に、笑いながら言われることもあります(もとより相談する前提で、こんにちは!的な意味で)し、一部では、価格が高い製品=良い製品、という認識もあるように思います。
手ニス=足ニス。足って大切。まずはシューズについて
事実…シューズに関しては、価格が高いほど、良い製品だと思っています。
ここでの「良い」とは何か・・・単純に品質の良さでしょう。
高価格になればなるほど、例えばアウトソールの設計がシューズ毎に変わったり、ミッドソール(クッション層:例えば、反発性の向上、クッション性の向上、軽量性も一つでしょう)の品質が上がったり、アッパーのフィット感だって変わってきます。
最近ちらほらと聞いていたのは、原価の高騰により、シューズの定価を上げざるを得ない、ということ。ここ数年で、トップモデルの金額は上がってきているように思います。
14000円~16000円定価のシューズが当たり前になってきました。
もしかすると一部では戦略的に金額を釣りあげていることがあるかもしれませんが、シューズは原価的に大胆な金額操作は難しいと思っています。(そりゃあ…いろいろと思っていることはありますが。)
難しいのは、高いシューズが必ずしも足にフィットするというわけではない、という点。
色々と相談しながら、良い(=足に合う)シューズを見つけていければと思います。
消耗品・・・ガットは?
次はガットについて。
ソフトテニスは極端に高額なガットはないですよね。
ナイロンモノものよりもナイロンマルチの方が価格が高いことが多いのは、手間の多さでしょうか。
ここも、例えばゴーセンではミクロパワーが人気になっていますが、定価は2000円と普通、、、なことをみるに、価格ではなく使用感で選んでいただいている方がほとんどのように思います。
値段だけで選ぼう(価格が高いもの=良い製品という観点だと)とすると、ナイロンマルチになりますし、他にはG-TOUR Sになりますが、どんな打球を追及していきたいか、でガットは選択していかないといけませんので、価格で選ばないのがベストでしょう。
低価格帯で良い製品はないのか?と言われれば、現状だとミクロ一択になってしまいます。
飛びはそこまでありませんが、喰いつきがあり、コントロールがしやすいガットです。
低価格と高価格の差が1000円程度なので、あまり値段で話をされることがないかもしれません。
ラケットが難しいですよね。
ラケットが難しい…
ソフトテニスラケットって、メーカーが口裏を合わせたように価格が似通っています。
初心者向けを除き、
中級向け→19000円
中・上級向け→22000~23000円
上級向け→24000円
のように。
値段で選ぶと上級向けが良い製品!
・・・ではないですよね。
ここはプレーとぴったり合うラケットが良い製品です。
例えば言葉で表現しようとすると…中学生にとっては中級向け、高校生にとっては中・上級向け、さらにレベルアップされる目的で上級向け、といえますね。(※必ずしもそうではありません)
価格で選ぶと一番まずいのがここ、ラケットです。
硬式テニスだと、メーカーごとに戦略的に価格を釣り上げてるな、とか、この製品はがんばってるな、とかわかるのですが、ソフトテニスにおいては、同じような価格設定なので、なんともいえません。
ただ、価格が高い=ハイランク
となることが多いことは事実だと思います。
と、このような形で、シューズをはじめ、安かろう悪かろうが否定できない部分も確かにありますが、高い=良い製品ではない、ということも知っておいていただければと思います。
ではでは。
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