一つのフレームを長く販売している競技だからこそ、途中で気づくこともある。そんな内容です。
NEXIGA 80S。
ここ最近、新色がどんどん投入され、我々販売店も少し困惑気味ではありますが、、、
向き合って行くと、今更ながら、なるほど、、、と感じることがありましたので書いていこうと思います。
上記記事でレビューはさせていただいておりますので、まずはそちらをチェック!
どんなフレーム?とちょっとまとめてみると
・・・バウンド後の回転性能は非常に魅力的!球質がいい!・・・
ですが、面が小さく、設計としても硬めなので、スポットが小さい。だから、と。
ボールを飛ばすためには、やっぱりしっかりと力や技術が必要になってきますよね、と。
総じて、使いこなせれば非常に強い味方になります、とまとめさせていただいております。
で、店頭でお話しをさせていただきながら販売させていただく際に、当店からはあまり中学生におすすめすることは少ないです。(女子プレーヤーは特にほとんどおすすめしないかと思います。)
上記、面が小さいことやフレームが硬いことが簡単なミスを誘発してしまう場合があることや体への負担を考えてです。体が出来上がってきて、高校生になってから、ゆっくりと移行していってもらえたらな、と話をさせていただくことが多いのですが、中には、それでも使いたい!とご使用になられる場合もあります。
何かあったらすぐに相談してね、と話をさせていただき、ガットとの組み合わせを相談した上で張り上げをさせていただきます。
大会シーズンには、そんな方のプレーを見る機会も少なからずあったりします。
・・・実際にプレーを拝見していると、面白い気づきがありました。
うーん・・・ボールの飛距離は出ていない場面が多いなぁ。。。
けれど、面の小ささからくるコントロール性能の高さ(あるいはネクシーガ 80Sがもつコントロール性能の高さ)が、コースをうまく使い分ける際にプラスに働き、さらにはバウンドしてからボールが滑って行くネクシーガ80Sの球質がまたまたプラスに働いていました。
球威ではない部分で勝負ができていた、ということですね。
飛距離が出にくいことが、振っても収まる安心感につながり、どんどん振っていけるのも考え方によっては良いのかもしれません。
それを引き出すためにはある程度技術や力は必要になってくると思いますので、もちろんこちらからどんどんおすすめすることはないとは思いますが。
発売してそこそこの期間で、我々はその商品がどんな商品かということをある程度判断してお客様にお伝えをしていくことが多いですが、発売して結構な期間が経過した今のような時期にでも新しい気づきがあるものです。(だからこそ、ジオブレイクの本格的なレビューにはお時間をいただいています。)
ローテンションが流行っていることも含めて、用具にはまだまだ可能性が秘められているんだなぁと、お客様から学ばせていただきました。
こんな話もあるんだよ、と何かの参考になれば嬉しいです。
一つの小話として。
ではでは。
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