ミズノソフトテニスの今後が楽しみ。SCUD PRO-Cはなかなかいい!
ミズノのソフトテニスラケットについての記事を一つも書けていなかったのですが、まさに今シリーズが大きく変わろうとしている中で取り上げるのが難しかった、というのが一つの大きな理由です。
その第一弾であります、2018年夏に発売された
SCUD PRO-C/05-C、DIOS PRO-R/50-R
は初動が今までになく好調、確かな勢いを感じさせました。
その中でも、ひときわ目立って動いていたのがSCUD PRO-C。
既製品のみならず、別注対応のスペシャルチューンの人気がかなりのものでした。
2本目、3本目、というリピートオーダーが今までになく多く、純粋にすごいな、と思わずにはいられませんでした。
どこまで書いていいのやら、まだミズノが公にしていない部分として、-C、-Rという部分が結構カギになっています。
DIOS PRO-R/50-Rは結構弾き感が強いのですが、SCUD PRO-Cに関しては、コントロール性能と弾き性能がうまく両立されており、おそらくその共存具合がファン獲得につながっているのだと思います。
※ちなみに、SCUD 05-Cもなかなかよく、中級者(中学生の2本目)にはばっちりフィット、また、スペック的には、後衛さんもいけちゃうのでは?と思っています。このあたりは要相談です。
少し横道にそれますが、前衛向けフレームについては、680mm/685mmでそれぞれファンが分かれます。
685mmが万遍なくどのショットも打ち分けやすい、という声がある一方で
680mmでとにかく操作性重視!という声も男性を中心に結構あります。
685mmは中上級向けフレームに多い長さで、680mmは上級向けフレームに多い長さです。
ただ、F-LASER 9Vは685mm。NANOFORCE 8V REVは690mm、Xyst T1は700mm。
設計によりけりです。
本記事で取り上げているSCUD PRO-Cは680mm。
上級向けらしく操作性をしっかりと意識した全長設計となっています。
UとSでバランスポイントの設計を変えているのですが、253g ave.のS規格についてはかなり先が軽い260mm。U規格は適度に先の重さが感じられる270mmの設計になっています。
当店でよくオーダーをいただくのは、S規格の中心であります、255g/260mmのスペック。
それを皆様お好みのグリップサイズで、オーダーをいただきます。
高い操作性
重量からくる安定感
コントロール性能
この3点揃いで人気がでているものと予想しています。
あとの弾き感はガットの種類とテンションで出していくイメージです。
コントロール性能がどこからくるか、なのですが、しなり感というよりは面内のたわみ感からくるものではないのかな、と思っています。ここは感覚的表現なのですが…。
S規格がよくてU規格が悪い、というわけでは決してなく、単純にSCUD PRO-Cをご使用のお客様にS規格をご使用の方が多い、という表現になります。
既製品でよく売れるのは1Uになりますし、在庫をたくさん置かせていただいているのも1U、試打用もU規格。
打たれた方はなかなかの好感触を得ておられます。
ただ弾くだけではだめで、コントロール性能と弾き性能の両立。
うまいところに位置しているラケットだと思っています。
ミズノも要チェックです!
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