発売してから張っていない日はありません。
さて、ガムゾーンについて、今までにわかっていることをトピック別に書いていこうと思います。
最終的なレビューとしては、耐久性やテンションキープについての声もたくさん聞いた上で、と考えています。
・ミクロパワーとの比較
モノフィラメント構造に表面コーティングがされている点、それぞれトップ層向けにできている点は同じだと思いますが、しっかりと弾くミクロパワーに比べて、弾きを抑えたガムゾーンは、立ち位置が少し違うはずです。
ミクロパワーユーザーが移行するのか・・・?
安定感を求める方は移行されるかと思いますが、ミクロパワーの超反発を求める方は移行されないと思います。
逆に、ミクロパワーよりも断然コントロール性能が高いガムゾーンは、中級者〜幅広くお使いいただけると考えています。もちろんモノフィラメントである程度硬めの打球感なので、振ってなんぼ、です。パワーがないと飛びません。
・テンションキープ率は?
そこまで高くないのでは、と今のところ考えています。
張り上げ直後は縦横でがちっとガットが噛み合いますが、使用していくと、表面が徐々に乾いてくるのか、ガットが動き始めます(もちろん緩んでいるのもあります)。そうするとガット同士が擦れてゲージが徐々に細くなり、テンションが逃げていくような、そんなイメージを持っています。ここは色々な声を聞いていくところになると思います。
なにせ今までゴムをガット表面にコーティングされたガットがありませんので・・・
・耐久性は?
パワーのある方が打つと、割と早い段階で切れてしまうようです。
コーティングが丈夫なため、球をしっかりと掴んでくれる期間が長いガムゾーン。
途中からコーティングがなくなって反発力がさらに上がるミクロパワーよりも耐久性がない可能性がありますよね。
当店ではミクロパワーユーザーがそもそもそこまで多くないため(もしかすると他のお店さんとのガット比率は全然違うかもしれません)ミクロパワーとの耐久性の比較がなかなかできないのですが、いつもガットを切ってくる方は、ガムゾーンも例外なく切ってきているように思います。
打球時にしっかりとボールを潰せる方からすると、潰して、さらにそこから掴んでくれるので、ガットに対しては負担が大きいのかもしれません。
ここももっと声を集めたいところです。
・回転性能と打球の安定はピカイチ
特徴として、よく回転がかかってくれて、そのためにしっかりとボールが落ちてくれる。
結果として打球に安定感が生まれます。
しっかりと振って収まる。
プレーとの相性が合えば、この上ない味方になりそうです。
そして、F-LASERとの相性が良さそうというアタリをつけています。
ガムゾーンの回転性能と安定性、F-LASERのスピードがぴたっとハマりそうです。
飛びをラケットが、安定性能をガットがそれぞれ補い合いそうな組み合わせです。
・どんな方が試すことが多い?
当店では、ある程度コントロールのしやすいガットからの移行(試行)が多いです。
例えばテックガット5300から、球持ちを残しつつ打ち応えや反発性をアップさせる目的で、とか
モノスピードからもう少し安定性を、でもマルチは苦手なんです・・・とか
MSフォースから打ち応えや弾きをアップさせたい、とか
色々なパターンがありますが、ミクロパワーな方はそのままミクロパワーでいいような、、、そんなイメージを抱いています。
と、こんなところ。
まだまだこれからですが、これほど色々と考えさせられるガットもまぁありません。
さすが令和ガットです。
もっともっと楽しみましょう。
ではでは。
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