ソフトテニスのラケットのはなし

CARBONEXの名前は伊達じゃない。CARBONEX CROWNをレビュー!

もう、発売してかなりの日が経ちますが…

お待たせしすぎたかもしれませんが、カーボネックスのレビューをさせていただこうと思います。
コロナ禍でコートにも行けず、な日々が続き、後回しにしすぎてしまいました。

いつも通り、現段階での当店的レビューということでご理解をください。
感覚は人それぞれ。あくまでも一つの参考程度にお願いをいたします。

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まず、第一印象としては、柔らかい!

ウッドラケットとも打ち比べましたが、流石にそこと比較すると全然感覚は変わります。
学生さんにも、打ってみて!とウッドを渡すと、その反応の面白いこと…
うわ~気持ち悪い‥‥といいつつ、しっかりと体全体を使ってスイングしてもらうと、何とも言えない良い打球が飛んでいきます。
ウッドならではの良さってありますよね。
ただ、カーボン時代では、その展開の速さについていくのは非常に大変だと思います。
流石に現役では辛いですよね…

カーボネックスクラウンは、現行のどのモデルよりも柔らかく、しなります
ただ、シングルシャフトや長尺ラケットよりは安定(しなりが小さい)しており、面自体もブレが少ないのが特徴です。

フレーム厚が割としっかりとあるので、飛び(飛距離)自体も確保されており、しなりからくるシャープな打球が癖になります。

デメリット?というと、その独特な打球感。
スポットを外すと、ぼよ~ん・・・という振動?ビビり?があります。
リプレイスメントグリップをレザーからシンセに替えてもその振動はあるので、フレーム由来のものだと思います。

リプレイスメントのレザーですが、割と薄めのものが巻かれており、重量自体はシンセと大きく変わらなそうです。ただ、レザーは個体差が大きいので、何とも言えません。
より柔らかい打球感にしたい場合、グリップの種類を従来のものに変更していただくと、気持ち程度かもしれませんが、柔らかくできると思います。

ストリングとの組み合わせですが、ストリングパターンが16×15で、今までにないくらい粗いですので、太目のストリングと合わせていただくのが良さそう?と思っています。
→太めのストリングと合わせても回転はしっかりとかかります。
(目ズレ自体も太いストリングの方が小さくなりますし。)

当店では、NEXIGA 50Gからの持ち替えをされる方がちらほらといらっしゃって、しなる柔らかさはあるけれど、攻撃力が上がる、と好評です。

もちろん柔らかいため、多角的に打ち分けはしやすく”ハイコントロール”なフレームになると思います。

対象は、というと、柔らかいフレームをお求めの方、になってきますね。
非常にざっくりとしていますが、他のフレームとは特徴が大きく異なります。

ポジション的には、後衛さんを中心に、となってきますが、シングルシャフトやGタイプを使われていた方を中心にお使いいただければ、と考えています。
学生さんにおいては、50G/70Gユーザーの方で、そこから面の安定感アップや打球のシャープさを求める方に。

と、こんなところでしょうか。

ボレーをガンガンするフレームでもないので、ストロークやサーブでしか試打を行っていませんが、おおよそ網羅は出来ているだろう、と思います。

 

ということで、カーボネックスクラウン。

今更ながら、なレビューでした。

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